※この記事にはアフィリエイト広告が含まれます。資格の試験条件・講座料金・制度は2026年10月に公式サイトで確認した情報です。申込み前には各団体の最新案内をご確認ください。
「ペットシッター資格は独学でも取れる?」「講座を受けないと試験を受けられない?」「資格を取れば副業として開業できる?」そんな疑問を持つ方へ。
結論からいえば、ペットシッターアドバイザー資格は、指定講座を受けずに直接受験できます。 ただし、すべてのペットシッター資格が同じ条件ではありません。また、民間資格の取得と、ペットシッター業の開業に必要な登録は別です。
この記事では、資格ごとの違い、独学での勉強法、取得費用、通信講座の選び方、開業前に確認すべき条件を公式情報に基づいて整理します。
結論|ペットシッター資格は独学で取得できるものがある
先に結論|「独学受験」と「事業の開業」は別
ペットシッターアドバイザー®(日本インストラクター技術協会・JIA)は、受験資格の制限がなく、講座を利用せずに受験可能です。試験は在宅方式、受験料は10,000円(税込)。
- 試験だけ申し込みたい:ペットシッターアドバイザー等、受験資格の制限がない認定試験を検討する。
- 教材と添削で学びたい:SARA・諒設計の通信講座を比較する。
- ペットシッター士を取りたい:日本ペットシッター協会の認定講座・試験方式を確認する。
- 将来開業したい:資格とは別に、第一種動物取扱業の登録と動物取扱責任者の要件を確認する。
出典:日本インストラクター技術協会|ペットシッターアドバイザー®(公式)/環境省|第一種動物取扱業者の規制
ペットシッター資格の種類を比較|独学で受けられるのは?
「ペットシッター資格」という統一の国家資格があるわけではありません。複数の民間資格があり、認定団体・学習方法・受験条件が異なります。
| 資格・認定団体 | 独学受験・試験方式と費用 |
|---|---|
| ペットシッターアドバイザー® 日本インストラクター技術協会(JIA) | 指定講座なしで受験可能 在宅受験/10,000円(税込) |
| ペットホテルソムリエ® 日本生活環境支援協会(JLESA) | 指定講座なしで受験可能 在宅受験/10,000円(税込) |
| ペットシッター士 日本ペットシッター協会 | 通信講座等で学び、認定試験を受けるコース制。通信講座71,500円(税込)、認定試験は会場方式 |
※ペットシッターアドバイザー・ペットホテルソムリエは、各認定団体が公表する受験料。教材費や再受験費用、希望する認定証の発行費用は別途かかる場合があります。ペットシッター士の講座料金・会場方式は協会の通信講座案内に基づきます。
ペットシッターアドバイザー®|受験資格なしで直接申し込める
JIAが認定する資格で、飼い主との打合せ、業務の進め方、料金設定、犬猫の性格に合わせた対応などの知識が対象です。指定講座の受講義務はありません。 市販書籍や公開されている試験範囲を利用して勉強し、協会の試験に直接申し込むルートがあります。
協会の現行案内では受験申込期間の制限を設けず、随時受験できる方式となっています。在宅で問題に解答して提出する形式で、合格基準は70%以上。これは「合格率70%」という意味ではありません。
公式情報:JIA|ペットシッターアドバイザー資格
ペットホテルソムリエ®|ペットホテル運営の知識が中心
JLESAが認定する資格で、施設の衛生管理、必要設備、料金設定、飼い主とのヒアリングやトラブル対応などを学びます。ペットシッターアドバイザーと異なる資格ですが、SARAと諒設計のペットシッター講座では両方を学ぶ構成になっています。
こちらも受験資格に制限はなく、10,000円(税込)で在宅受験できます。ペットシッター業とペットホテル業では業務内容が異なるため、どちらの仕事を目指すかで必要な学習内容も考えましょう。
公式情報:JLESA|ペットホテルソムリエ資格
ペットシッター士|同じ名前でも別の資格
日本ペットシッター協会が認定する「ペットシッター士」は、上記の2資格とは別です。同協会の通信講座は71,500円(税込)で、教材を使って自宅学習した後に会場で認定試験を受ける形式が案内されています。
「ペットシッター資格だから、どれでも独学で試験だけ受けられる」と誤解しないよう、希望する資格名・認定団体・試験方式を先に確認しましょう。
公式情報:日本ペットシッター協会|通信講座コース
取得費用を比較|最安の独学と通信講座でいくら違う?
費用を考えるときは、講座の受講料と試験の受験料を分けて確認することが重要です。講座の卒業だけで資格が認定されるコースと、卒業後に別途試験が必要なコースがあります。
| 取得ルート | 費用の目安(税込) |
|---|---|
| ペットシッターアドバイザーだけ独学受験 | 10,000円+教材費 |
| アドバイザー+ペットホテルソムリエを独学受験 | 20,000円+教材費 |
| SARA基本コース/諒設計基本講座 | 59,800円(認定試験料別) |
| 両社の基本コース+2資格を各1回受験 | 79,800円(59,800+10,000×2) |
| SARAプラチナ/諒設計スペシャル | 79,800円(所定の卒業課題修了による試験免除) |
| ペットシッター士(日本ペットシッター協会通信講座) | 71,500円(受講条件・試験関連費用は協会案内で確認) |
費用で損をしないための確認ポイント
SARAの基本コースと諒設計の基本講座は59,800円ですが、2資格をそれぞれ直接受験すると追加20,000円かかります。合計79,800円は、両社の試験免除コースと同額です。
試験免除コースでも、所定の添削課題・卒業課題の修了は必要です。申込みだけで資格が交付されるわけではありません。
1資格だけが必要なら、独学受験の費用はさらに抑えられる可能性があります。価格は2026年10月の公式表示で、変更される場合があります。
独学と通信講座はどっちがいい?目的別に比較
ペットシッターアドバイザーを独学で受験するか、講座を使うかは、費用と学び方の優先順位で決まります。
- 受験料を優先して節約したい:資格の試験範囲を確認し、書籍や公式情報を使って独学する。
- 初学者で学習範囲を整理したい:教材・添削・質問対応がある通信講座を比較する。
- 2資格を試験免除で目指したい:講座のプラチナ/スペシャルと、課題修了条件を確認する。
- 実務で使うことを重視したい:知識学習だけでなく、動物への接し方、安全管理、飼い主との連絡方法を練習する。
SARAと諒設計のペットシッター講座を比較【広告】
独学で何から始めればよいか迷う場合は、認定試験に対応した通信講座も選択肢です。ここで紹介するのは、ペットシッターアドバイザー®とペットホテルソムリエ®の2資格を対象にした講座です。どちらも民間資格で、資格取得だけで開業が許可されるわけではありません。
| 比較ポイント | SARAスクール/諒設計 |
|---|---|
| 取得対象 | 両社ともペットシッターアドバイザー®+ペットホテルソムリエ® |
| 基本コース/基本講座 | 59,800円(税込)・試験料別 |
| 試験免除コース | SARAプラチナ/諒設計スペシャル:79,800円(税込) |
| 受講期間 | 原則6か月。紙教材で最短2か月の案内 |
| オンライン講座 | 両社とも試験免除コースに設定あり。紙教材は含まれず、最短1か月の案内 |
両社は似た料金体系ですが、教材の形式、質問方法、添削の進め方、支払条件を公式ページで比較して選びましょう。
SARAスクール|教材・添削を使って2資格を目指す
SARAのペットシッター講座には基本コース59,800円と、所定の卒業課題修了で試験が免除されるプラチナコース79,800円があります。オンライン版プラチナコースも同額ですが、紙教材は付属しません。
自分で試験に申し込む方法に抵抗がなく、学習のサポートだけ必要なら基本コース。課題を進めて試験免除による2資格の認定を目指すなら、プラチナコースを比較するとよいでしょう。
SARAスクール|ペットシッター資格取得講座
基本59,800円/プラチナ79,800円。教材・添削・試験免除条件を確認
SARAの講座内容・費用を見る ▶広告|受講条件・最新料金は講座公式ページで確認してください
諒設計|基本講座と試験免除のスペシャル講座
諒設計のペットシッターアドバイザー講座も、基本講座59,800円、スペシャル講座79,800円。所定の課題を終えることで、対象2資格の試験免除を受けるルートが用意されています。
オンラインのスペシャル講座は紙教材が付属しないため、自分の学習環境に合うかを確認しておきましょう。なお、両社とも実際の資格認定は、それぞれのコースに定められた修了条件を満たすことが前提です。
諒設計アーキテクトラーニング|ペットシッター資格講座
基本講座59,800円/スペシャル講座79,800円。教材・課題と学習形式を確認
諒設計の講座内容・費用を見る ▶広告|受講条件・最新料金は講座公式ページで確認してください
ペットシッター資格を独学で目指す5ステップ
独学で直接受験する場合は、試験に必要な知識と実務で使う知識を混同せず、順番に学ぶと進めやすくなります。
取得する資格の名称と認定団体を決める
ペットシッターアドバイザー・ペットホテルソムリエ・ペットシッター士は別資格です。資格名と受験条件を公式サイトで確認します。
試験範囲を整理し、教材を選ぶ
犬猫の習性、健康の観察、飼い主との連絡、衛生管理、料金設定、安全対策などをリスト化。書籍や公式情報を参照し、独自の試験問題をうたう非公式教材には注意します。
毎日の勉強時間を確保して反復する
1日20〜30分など無理のない時間を設定。読むだけでなく、手順を自分の言葉で説明したり、想定事例に回答したりして理解を確かめます。
緊急時の連絡と安全管理を練習する
脱走・誤飲・体調変化の際の連絡先、鍵の管理、投薬等の依頼範囲、飼い主への報告を想定して記録します。実際の動物への対応は安全と適切な指導を優先しましょう。
公式サイトから試験に申し込む
協会の受験料、試験方法、提出期限、合格基準を改めて確認し、受験申込みをします。合格後も実務経験や開業要件を別に確認してください。
ペットシッターの開業に資格は必要?動物取扱業の登録に注意
最重要|民間資格を取得しても、開業の登録は別
営利目的でペットシッター業を営む場合、原則として第一種動物取扱業(保管)の登録が必要です。飼い主の自宅へ訪問し、自分の飼養施設を持たない営業形態でも、環境省はペットシッターを登録対象と明記しています。
さらに事業所ごとに動物取扱責任者の選任が必要です。ペットシッターアドバイザーを取得しただけで、責任者要件を満たすと判断してはいけません。登録前に管轄自治体へ必ず照会しましょう。
動物取扱責任者になるための条件
現行制度では、獣医師・愛玩動物看護師の免許がある場合などを除き、一般に所定の実務経験と、所定の学校の卒業または指定される資格などを組み合わせた要件が設けられています。どの資格が認められるか、扱う動物や事業内容が適合するかは自治体への確認が必要です。
特に、このページで紹介する民間資格が、そのまま動物取扱責任者の認定要件になると保証するものではありません。資格の勉強を始める前に、開業予定地の担当窓口へ相談することが、遠回りを避ける重要な一歩です。
根拠:環境省|第一種動物取扱業者の規制/環境省|動物取扱責任者要件と愛玩動物飼養管理士について
開業を考える人が資格学習と並行して準備したいこと
- 依頼内容・対応可能な動物種・サービス範囲を明確にする。
- 緊急時の動物病院・飼い主への連絡方法を決める。
- 鍵や個人情報の管理方法、事故時の対応、損害賠償保険を検討する。
- 地域の登録手続き、責任者の要件、必要書類や費用を自治体へ確認する。
- 実務経験や安全な動物の取り扱い方を学ぶ機会を確保する。
資格は知識の確認として役立ちますが、飼い主とペットの安全を守るためには、実践的な対応力と法令の遵守が欠かせません。
ペットシッター資格のよくある質問
Q. 講座を申し込まずに資格試験だけ受けられる?
A. はい。JIAのペットシッターアドバイザー®とJLESAのペットホテルソムリエ®は、受験資格に制限がなく、講座を受講せずに直接試験を申し込めます。ただし、ペットシッター士など別団体の資格は取得ルートが違うため、資格名ごとに確認が必要です。
Q. 試験は自宅で受けられる?
A. ペットシッターアドバイザー®とペットホテルソムリエ®は、認定団体が在宅受験方式を案内しています。ペットシッター士の通信講座は会場試験が案内されているため、すべての資格で同じではありません。
Q. 合格率は70%なの?
A. いいえ。両資格の70%は正答率などの合格基準を指します。受験者の70%が合格することを意味するものではありません。公表されていない合格率を推測して案内することはできません。
Q. ペットシッターの資格だけで副業を始められる?
A. 資格取得だけでは判断できません。営利のペットシッター業は原則として第一種動物取扱業の登録対象で、動物取扱責任者の要件もあります。勤務先での業務と独立開業でも立場が異なるので、自治体や雇用主へ事前に確認してください。
Q. 初心者は独学と通信講座のどちらがよい?
A. 費用を抑えて試験に挑戦するなら独学が候補。初めて動物の飼養管理を学ぶ場合や、添削・質問対応を希望する場合は通信講座も比較するとよいでしょう。講座を修了しても、現場での実践や法的な開業準備は別に必要です。
まとめ|独学受験は可能。資格名と開業条件を分けて考えよう
この記事のまとめ
- ペットシッターアドバイザー®は独学受験が可能。指定講座なしで受験でき、在宅試験・受験料10,000円(税込)。
- 2資格を目指すなら取得ルートで費用が変わる。独学受験は各1万円+教材費、講座の試験免除コースは両社79,800円。
- ペットシッター士は別団体の資格。同じ「ペットシッター資格」として混同しない。
- 開業は民間資格の取得だけでは完了しない。第一種動物取扱業(保管)の登録と動物取扱責任者の条件を確認する。
在宅学習できるペット関連資格を広く比較したい方は、「ペット資格は在宅で取れる?シッター・トリマーの取得方法と費用」も参考にしてください。
資格を取得することよりも、何の仕事にどう活かしたいかが先。まず希望する資格の公式ページと、開業予定地の自治体の両方を確認しましょう。